ここでは、ナビゲーターを使ってストレージ(アレイ装置)を初期設定しSAN (Storage Area Network)に導入するための基本的な手順を説明します。以下のトピックを含みます:
注意: アレイ装置を使用するために必ずアレイ装置のユーザーズガイドを読み、操作手順と指示事項をよく理解してから操作してください。特に安全に取り扱うためにの章については内容を十分に理解して、ガイドの指示に従ってください。
ナビゲーターはアレイ装置を管理するソフトウェアであり、アレイ装置と通信可能なコンピューターにインストールする必要が有ります。ナビゲーターやアレイ装置のインストールについては、アレイ装置に同梱されるクイックインストールガイドやユーザーズガイドを参照してください。
ナビゲーターを使う前に、以下の注意を読んで指示に従ってください:
Windowsを使用している場合、Windowsの省電力管理機能を無効にしてください。これによりコンピューターが省電力のために停止して、アレイ装置を管理できなくなることを防ぎます。
ナビゲーターがインストールされたコンピューターとアレイ装置をLAN (Local Area Network)経由で接続する場合、LANの環境によってはデータ送受信がタイムアウトして通信が切断される場合があります。ナビゲーターがアレイ装置と通信出来なくなった場合、ナビゲーターがインストールされたコンピューターからOSのpingコマンドなどを利用してネットワークが利用可能か否か確認してください。
OSが定める予約語やファイル入出力のためのデバイス名を、ファイル出力時のファイル名に指定しないでください。Windowsでは、"con", "pm", "aux"などが該当します。UNIXでは、"/dev*"などが該当します。
あらかじめナビゲーターに登録されているユーザーIDとパスワードの組合せを入力しなければなりません。これにより、許可されていないユーザーがナビゲーターを操作することを防ぎます。詳細はログインのヘルプを参照してください。
注意: ナビゲーターのインストール直後に利用できる管理者ユーザーとしてユーザーID = system、パスワード = manager の組合せがあらかじめ登録されています。パスワードは後で変更する事を推奨します。
アレイ装置 Simple Modular Storage 100 の導入は簡単です。ナビゲーターは必須の操作を3つの基本的な手順すなわち1.アレイ追加、2.初期設定、3.ホストへストレージ割当としてそれぞれウィザードによって支援します。これらの手順は、このヘルプページの以下の部分と各ウィザードのヘルプページで説明されます。それらのヘルプページへのリンクも以下に記載されています。
ナビゲーターは開始時に、内部のデータベースに登録されているアレイ装置の一覧を調べ、表示します。アレイ装置が登録されていない場合、ナビゲーターは自動的にアレイ登録ウィザードを起動します。そのため、ナビゲーターがインストールされて最初に起動される場合にはアレイ登録ウィザードが自動的に起動します。このウィザードは、SANに接続されているアレイ装置を検出し(ディスカバリーと呼ばれることがあります)、検出したアレイ装置からナビゲーターへ登録したいアレイ装置を選択してナビゲーターのデータベースへ登録します。アレイ登録ウィザードに関する情報と使い方は、アレイ登録ウィザードのヘルプを参照してください。ナビゲーターが持つウィザードの概要についてはウィザードのヘルプを参照してください。
アレイ登録ウィザードが完了したら、アレイ装置を選択して、初期セットアップウィザードで設定します。このウィザードでは、E-mailアラート、管理ポート、iSCSIポートの設定を行います。複数のアレイ装置について操作を行なう場合、一つずつ選択して操作を行なってください。このウィザードは、E-mailアラート機能、管理ポートのネットワーク設定、およびiSCSIポートのネットワーク設定を行ないます。初期セットアップウィザードに関する情報と使い方は、初期セットアップウィザードのヘルプを参照してください。ナビゲーターが持つウィザードの概要についてはウィザードのヘルプを参照してください。
アレイ装置がナビゲーターへ追加された後、アレイ装置が持つストレージ領域を1つまたは複数のホストに割り当てることが可能になります。基本的な手順は以下の通りです:
アレイ装置が持ち、割り当てられていないストレージ領域をロジカルユニットという単位に分割します。このとき各ロジカルユニットについて容量と番号(LUN、ロジカルユニット番号)を指定します。これは単に1つのダイアログボックスで処理することができます。このダイアログボックスを表示する為には:
アレイ装置画面(アレイ一覧画面とよばれることもあります)で、ホストへ割り当てをしたいアレイ装置のチェックボックスをオンにして、アレイ表示/設定ボタンをクリックします。そのアレイ装置のアレイ名が表示されたウィンドウが表示されます。
表示されているコモンアレイタスク領域で、ロジカルユニットの作成をクリックします。ロジカルユニット作成ダイアログボックスが表示されます。詳細はロジカルユニット作成のヘルプを参照してください。
各LUNをiSCSIターゲットに割り当てます。この手順はやや複雑で幾つかのステップに分かれていますが、詳細はこのヘルプに記載されています。基本的な手順は以下の通りです:
iSCSIターゲットはアレイ装置内に定義される論理的な構成要素であり、iSCSIで通信するホストと、ユーザーが選んだアレイ装置内のロジカルユニットを関連づけます。
アレイ装置がホストと通信するためにiSCSIインターフェースを持っている場合にiSCSIターゲットが表示されます。そのためアレイ装置のモデルや構成によっては表示されません。iSCSIでの接続が確立したら、ホストはiSCSIターゲットへログインし、iSCSIターゲットに割り当てられたロジカルユニットへアクセスできます。詳細はiSCSIターゲット管理のヘルプを参照してください。
次の表に、アレイ装置を管理するための主要なオプションタスクの説明と、それらの詳細を記載したヘルプページへのリンクを挙げます。
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タスク |
説明 |
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リソース管理 |
アレイ装置の持つリソース(資源。RAIDグループやiSCSIターゲット、ホストグループ)を管理します。詳細がグループを使うためのヘルプで説明され、そこから他のヘルプページがリンクされています。 |
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レプリケーション管理 |
レプリケーション(複製)は、アレイ装置によってデータをコピーする処理です。詳細情報と手続きについてはレプリケーションの管理のヘルプを参照してください。また、関連するレプリケーション機能のマニュアルも参照してください。 |
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アラート&イベント |
アレイ装置の障害情報を参照し、必要に応じて部品交換によって復旧ができます。アレイ装置の状態がWarningの場合にはこの画面で障害部品を確認してください。また、アレイ装置のイベントログを確認できます。詳細はアラート&イベントのヘルプを参照してください。 |
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ライセンスキー |
アレイ装置のオプションのソフトウェアアプリケーションには、使用する前にライセンスキーを用いて機能をインストールしなければならないものや、有効化しなければ利用できないものがあります。詳細はライセンスのヘルプを参照してください。 |
ナビゲーターは、Webブラウザーの画面遷移機能をサポートしません。
たとえばWindowsのInternet Explorerの場合、直前に表示されていた画面へ戻るための以下の操作方法がありますが、ナビゲーターでこれらの操作をすると画面が変化しなくなることがあります。
Back spaceキーを押す
Altキーを押しながら←キーを押す
右クリックして表示されるメニューの「前に戻る」を選択するなど
上記いずれかの操作を行なうと、「ロード中です。」と画面が表示されたまま変化しなくなる場合があります。この場合、実際にはロード中ではなく、以前の表示が再現されているに過ぎないので画面右上の×(閉じる)ボタンを押して画面を閉じ、作成、操作などのボタンを再度クリックして操作を行なってください。
このヘルプに含まれる以下のトピックは、このページの理解に必須ではありませんが、このページの情報を理解する助けになり、関連する情報を提供します。