アレイ装置の管理

ここではアレイ装置の管理の情報を提供します。アレイ装置はアレイ装置画面(アレイ一覧画面と呼ばれることがあります)で管理を行います。以下のトピックを含みます:

 

概要

ナビゲーターは、ストレージ装置であるアレイ装置の管理を行なうためのソフトウェアです。アレイ装置はディスクアレイ、アレイ、サブシステム等と呼ばれることがあります。

ナビゲーターにログインした直後はアレイ装置画面が表示されます。アレイ装置画面ではアレイ装置の状態の監視や確認および、アレイ装置を選択してその詳細画面を呼び出しできます。

何もアレイ装置が登録されていない状態でナビゲーターを起動すると(インストール直後など)、アレイ登録ウィザードが自動的に開始します。

 

アレイ装置画面上部には障害監視の情報が表示されます。

 

項目

説明

全アレイ状態

ナビゲーターに登録されている全アレイ装置の状態の概要が表示されます。アレイ装置一覧でフィルターにより表示されていないアレイ装置の状態も含めて下記のいずれかの状態として表示します。

  1. Warning: Warning (警告)状態のアレイ装置があります。アレイ装置一覧でWarning状態のアレイ装置を選択して詳細を確認して下さい。部品の故障が発生している可能性があります。また、アレイ装置の登録に2つのIPアドレスを設定している場合、ネットワークや装置の障害等により片方のIPアドレスに対して通信ができない場合もWarningになります。

  2. ---: 状態を確認できないアレイ装置があります。アレイ装置の電源がOFFになっている場合、アレイ装置のネットワークアドレス変更やネットワークの構成変更や障害で通信できない場合などが考えられます。

  3. Normal: ナビゲーターに登録されている全てのアレイ装置で問題は発生していません。

障害監視モード

ナビゲーターの障害監視モードが表示されます。

  1. 監視中: 一定期間(表示されている監視間隔)ごとに各アレイ装置の状態を取得し一覧表示を更新します。監視中は監視設定やアレイ装置の詳細表示/編集などの機能は利用できません。障害監視停止ボタンをクリックすると停止します。

  2. 停止: アレイ装置の詳細表示/編集などの機能を利用するためにはこのモードである必要があります。このモードでは情報更新ボタンをクリックしなければアレイ装置の情報を更新しません。

 

 

アレイ装置画面の下部には、アレイ装置一覧としてナビゲーターが管理する全アレイ装置について以下の情報が表示されます。

 

項目

説明

アレイ名

アレイ装置の名称が表示されます。

状態

アレイ装置の状態が表示されます。

  1. Warning: アレイ装置は Warning (警告)状態です。アレイ装置を選択して詳細を確認して下さい。部品の故障が発生している可能性があります。また、アレイ装置の登録に2つのIPアドレスを設定している場合、ネットワークや装置の障害等により片方のIPアドレスに対して通信ができない場合もWarningになります。

  2. ---: 状態を確認できません。アレイ装置の電源がOFFになっている場合、アレイ装置が起動途中、アレイ装置のネットワークアドレス変更やネットワークの構成変更や障害で通信できない場合などが考えられます。

  3. Normal: アレイ装置は Normal (正常)状態です。問題は発生していません。

グループ

アレイ装置が所属するグループが表示されます。アレイ編集ボタンでグループを編集できます。

種別

アレイ装置の種別が表示されます。

装置製番

アレイ装置の製造番号が表示されます。

全LU容量

アレイ装置内に作成された全LU(ロジカルユニット)の容量の合計が表示されます。

全ドライブ容量

アレイ装置が持つ全ドライブ(HDU)の容量の合計が表示されます。RAIDグループが定義されていないドライブやパリティ用に割り当てられたドライブを含みます。

障害監視

アレイ装置が障害監視の対象としてナビゲーターに設定されているか否かが表示されます。

IPアドレス

アレイ装置が持つ管理ポートのIPアドレスが表示されます。コントローラーに1つずつ管理ポートがあります。ナビゲーターはこのアドレスの1つと通信します。

 通信種別

アレイ装置との通信で使用する種別が表示されます。セキュアポートは、SSL(Secure Sockets Layer)による通信の暗号化により、セキュリティの強化を図ることができます。

Non-secure: 通常ポートで通信を行います。
Secure:セキュアポートで通信を行います。

 

アレイ装置の再起動

ナビゲーターの指示でアレイ装置を再起動できます。アレイ装置の再起動は、ファームウェアの更新や一部のプログラムプロダクトのライセンス解錠時に必要であり、それらをナビゲーターから指示した場合に再起動が必要であることが表示されます。

アレイ名の左側にあるチェックボックスをただ1つオンにしてからアレイ再起動ボタンをクリックすると、選択したアレイ装置の再起動を行ないます。

注意: アレイ装置の再起動を実施すると、ホストからのアクセスが処理できなくなります。そのアレイ装置に対する全てのホストからのアクセスを停止してからアレイ装置を再起動してください。

アレイ装置の詳細表示および設定

個々のアレイ装置の詳細な情報を参照したい場合には、参照や設定したいアレイ装置のアレイ名をクリックするか、アレイ名の左側にあるチェックボックスをただ1つオンにしてからアレイ表示/設定ボタンをクリックします。コモンアレイタスク画面が表示されます。

 

詳細はコモンアレイタスクのヘルプを参照してください。

アレイ装置の追加(アレイ登録ウィザード)

ナビゲーターではアレイ装置一覧に表示しているアレイ装置について障害の監視や設定を変更できます。表示されていないアレイ装置を管理する場合、まず以下の手順でアレイ装置一覧にそのアレイ装置を追加してください。なお何もアレイ装置が登録されていない状態でナビゲーターを起動すると(インストール直後など)、アレイ装置画面の表示と共にアレイ登録ウィザードが自動的に開始します。

  1. アレイ装置を追加するには、アレイ装置画面のアレイ追加ボタンをクリックします。アレイ登録ウィザードが起動します。

  2. このウィザードの内容が記載された画面が表示されます(ステップのうち、この最初の画面自身と完了は省略して表示されます)。内容を確認して次へボタンをクリックします。

  3. アレイ装置に割り当てたIPアドレスまたはアレイ名(hostsなどでアレイのIPアドレスを名前で参照できる場合)がわかっている場合には、IPアドレスまたはアレイ名での検索のラジオボタンをクリックし、IPアドレスまたはアレイ名を入力します。そうでなければ、IPアドレスの範囲のラジオボタンをクリックし、アレイ装置を接続したローカルエリアネットワーク(LAN)で使用しているIPアドレスの範囲を入力します。そして、使用するLANのポートを選択してください。以下の3種類から選択できます。セキュアポートを選択すると、SSL(Secure Sockets Layer)による通信の暗号化により、セキュリティの強化を図ることができます。
     

    項目

    説明

    通常ポート

    通常ポートを使用します。

    セキュアポート

    セキュアポートを使用します。

    通常ポート/セキュアポート
    (セキュアポート優先)

    セキュアポートが使用できない場合は、通常ポートを使用します。

  4. 次へボタンをクリックします。検索状態が表示され、検索終了まで自動的に更新されます。

 

注意: 検索対象となったアレイ装置になんらかの障害がある場合や、装置起動中の場合などは、検索状態(IPアドレス表示)が数分間変化しないことがあります。この場合は数分間待つか、画面右上の×ボタンをクリックしてダイアログ画面を閉じ、しばらくしてから再度アレイ追加ボタンをクリックしてください。

 

  1. IPアドレスを入力した場合には、アレイ装置がナビゲーターに登録されます。そうでなければ、検索結果が表示されます。検索されたアレイ装置は、登録するためのチェックボックスがオンになっています。もし登録したくないアレイ装置がある場合、アレイ名の左にあるチェックボックスをクリックしてオフにしてください。

  2. 次へボタンをクリックします。

  3. 完了ボタンをクリックします。アレイ装置が本ナビゲーターに追加されます。追加されたアレイ装置はアレイ装置一覧に表示されます。ナビゲーターに追加されたアレイ装置はログアウトした後も記憶され、次回以後ログインした際にアレイ装置一覧に表示されます。

アレイ装置の編集

ナビゲーターが扱うアレイ装置の情報を編集します。ここで編集した情報はナビゲーター自身が保持し、アレイ装置や他のナビゲーターには影響を及ぼしません。

 

  1. ナビゲーターが扱うアレイ装置の情報を編集するには、アレイ名の左にあるチェックボックスをクリックしてから下のアレイ編集ボタンをクリックします。

  2. アレイ編集画面に表示された項目について変更することができます。アレイ名とコントローラーのIPアドレスまたはホスト名は入力必須です。

  3. 項目を変更したらOKボタンをクリックしてください。

アレイ装置の解除

  1. アレイ装置画面からアレイ装置を解除するには、解除したいアレイ装置のアレイ名の左にあるチェックボックスをクリックしてオンにしてから画面下のアレイ解除ボタンをクリックします。

  2. 閉じるボタンをクリックします。

 

障害監視

障害監視を実行中に、アレイ装置の障害が発生した場合、障害情報がナビゲーターがインストールされたサーバーにログファイルが出力されます。ログファイルは、インストールフォルダにerrlog.txtというファイル名でテキストファイル形式で出力されます。

ファイルフォーマットは下記の通りです。

 

Day, Mon. dd hh:mm:ss yyyy/array name/message

 

Day: 曜日、Mon: 月、dd: 日、hh:mm:ss: 時間、分、秒、yyyy: 年、
array name:アレイ名、message: メッセージテキスト

 

障害監視の実行

アレイ装置の障害監視を実行するには、アレイ装置画面の障害監視実行ボタンをクリックします。障害監視が開始します。アレイ装置画面の障害監視モードの表示を確認してください。

障害監視の停止

アレイ装置の障害監視を停止するには、アレイ装置画面の障害監視停止ボタンをクリックします。障害監視が停止します。アレイ装置画面の障害監視モードの表示を確認してください。

障害監視設定の編集

  1. 障害監視設定を編集するには、アレイ装置画面の障害監視設定編集ボタンをクリックします。

  2. 障害監視設定編集画面が表示されます。監視設定の設定を変更できます。インターバル時間は入力が必須の項目です。

 

アカウントテストを行うには、テストを行いたいアレイ装置のアレイ名の左にあるチェックボックスをオンにしてアカウントテストボタンをクリックします。

 

AMS1000/500/200,WMS100,95XXシリーズアレイ装置の操作

AMS1000/500/200, WMS100または95XXシリーズのアレイ装置の表示や設定を行なうには、表示や設定したいアレイ装置のアレイ名をクリックするか、アレイ名の左にあるチェックボックスをオンにしてからアレイ表示/設定ボタンをクリックします。対象のアレイ装置の種別によってこれらのアレイ操作用のダイアログが表示されます。操作に関しては、それぞれのアレイ装置に付属するドキュメントを参照してください。

 

See Also

このヘルプに含まれる以下のトピックは、このページの理解に必須ではありませんが、このページの情報を理解する助けになり、関連する情報を提供します。

 コモンアレイタスク

 ストレージの管理