注意:
RAIDグループの拡張を行えない機種があります。
RAIDグループ拡張は、指定したRAIDグループにドライブを追加することにより、オンラインにて(ホストからのアクセスを継続したまま)RAIDグループの容量を拡張できます。また、バックグラウンドにてユーザデータの再配置を実施するため、時間がかかります。
RAIDグループ拡張は、ナビゲーターから実行指示を行います。1回の実行指示では、1RAIDグループのみですが、複数回、実行指示を実施することが可能です。
但し、RAIDグループ拡張処理が動作できるのは、最大2RAIDグループであり、それ以外のRAIDグループは待機中となります。
注意:
RAIDグループ拡張中は、ホストアクセス性能が劣化します。特にRAIDグループ拡張を実施しているRAIDグループ内のロジカルユニットは、大きな影響があります。RAIDグループ拡張は、ホストアクセスが少ない時間帯に実施するようにしてください。
RAIDグループ拡張について、システム全体に対して、ホストアクセスを優先させるか、RAIDグループ拡張を優先させるかの指定ができます。この指定は、オンライン中に変更できます。
RAIDグループ拡張を実施する前に、バックアップを取得してください。
RAIDグループ拡張は、RAIDグループのデータディスク数(nD+mPのn)を拡張する機能です。RAIDレベルを変更(例:4D+1P→4D+2P)することはできません。但し、RAID1→RAID1+0へのRAIDグループ拡張は可能です。また、RAID0のRAIDグループは拡張できません。
RAIDグループ拡張を使用するためには、ファームウェアバージョンが0852/A以上である必要があります。0852/A未満であった場合、ファームウェアの更新が必要です。
RAIDグループ拡張は、パリティグループ数が1の場合のみ可能です。
RAIDグループの拡張処理が終了した時点で、追加した容量が使用できるようになります。
1回のRAIDグループ拡張にて、追加できるドライブ数はRAIDグループあたり8ドライブです。8ドライブ以上追加したい場合は、RAIDグループの拡張を複数回実施する必要があります。
追加するドライブは、拡張対象のRAIDグループと同じドライブ種別(SASまたはSATA)である必要があります。また、拡張対象RAIDグループ内の最小容量ドライブ以上の容量が必要です。
追加するドライブは、性能最大限にするために、拡張対象のRAIDグループと同じ容量、回転数のドライブにすることを強く推奨します。
RAID1またはRAID1+0のRAIDグループを拡張する場合、2×n台(2の倍数台)のドライブを追加してください。
RAIDグループ拡張はアレイ装置の電源をオフ/オンした場合においても、RAIDグループ拡張を自動的に再開します。
RAIDグループ拡張中にPIN OVERが発生した場合、RAIDグループ拡張処理を停止します。PIN OVERの回復後、RAIDグループ拡張を自動的に再開します。
RAIDグループ拡張中にダイナミックスペアリング/コレクションコピー/コピーバックが動作した場合、RAIDグループ拡張処理は停止します。ダイナミックスペアリング/コレクションコピー/コピーバックが終了すると、RAIDグループ拡張を自動的に再開します。
RAIDグループ拡張中のロジカルユニットに対してホストI/Oが実行されている場合、RAIDグループ拡張の終了処理が遅延する場合(最大400秒)があります。
強制パリティ回復の状態が「実行中」、「待機中」、「ドライブ復旧待ち」、「未実施」、「未実施1」、「未実施2」のどれかであるロジカルユニットが拡張対象RAIDグループにある場合、このRAIDグループを拡張することはできません。このロジカルユニットに対して強制パリティ回復を実行して、ロジカルユニットの状態を「回復完了」に遷移させてから、RAIDグループ拡張を実施してください。
フォーマット中のロジカルユニットが拡張対象のRAIDグループ内にある場合は、RAIDグループの拡張はできません。フォーマットが完了後に実施してください。
拡張対象のRAIDグループ内に以下のロジカルユニットがある場合、RAIDグループの拡張はできません。ロジカルユニットを下記以外の状態にしてからRAIDグループを拡張してください。
ShadowImage in-system replicationのPSUS以外のペアに設定されているロジカルユニット
Copy-on-write SnapShotのPAIR以外のペアに設定されているロジカルユニット
TrueCopy remote replicationのPSUS以外のペアに設定されているロジカルユニット
TrueCopy Extended Distance のPSUS以外のペアに設定されているロジカルユニット
Modular Volume Migration中のLU及びリザーブロジカルユニット
Cache Residency Managerが設定されているロジカルユニット
Cache Partition Managerの設定・変更後、アレイ装置の再起動を実施していない状態の場合、RAIDグループの拡張はできません。アレイ装置の再起動後にRAIDグループを拡張してください。
Power Saving機能によりスピンダウンされているRAIDグループは拡張できません。RAIDグループの省電力状態が「通常(スピンアップ)」であることをお客様に確認してからRAIDグループを拡張してください。
拡張対象のRAIDグループ内にロジカルユニット切り替え処理を実行中のロジカルユニットがある場合、ファームウェアが内部処理を実行中のためRAIDグループの拡張はできません。1分程待機してからRAIDグループを拡張してください。
ダイナミックスペアリング/コレクションコピー/コピーバックが動作している場合、ドライブが復旧してからRAIDグループの拡張を実施してください。
ファームウェアのインストール中は、RAIDグループの拡張はできません。ファームウェアのインストール完了後にRAIDグループを拡張してください。
縮退中のRAIDグループ、及び、スペアドライブへのデータ回復が完了しているがコピーバックが必要なRAIDグループの拡張はできません。ドライブの復旧完了後に実施してください。
RAIDグループの拡張は、以下の手順で行います。
画面上部に選択されたRAIDグループの番号、RAIDレベル、コンビネーションが表示されます。
その下部に追加可能なドライブ一覧が表示されますので、追加するドライブのチェックボックスをクリックしてください。一度に追加できるドライブは8台まで可能です。
RG拡張後容量更新ボタンをクリックすることで、RAIDグループ拡張後の容量が確認できます。OKボタンをクリックしてください。
確認画面が表示されるので内容を確認して確認ボタンをクリックしてください。
OKボタンをクリックして画面を閉じてください。なおRAIDグループ一覧画面で、RAIDグループ拡張の状態を確認できます。
RAIDグループの拡張は以下の状態が存在します。
|
状態 |
内容 |
|
Normal |
RAIDグループ拡張を実施していない、またはRAIDグループ拡張が正常終了した状態。 |
|
Expanding (XX%) |
RAIDグループ拡張を実行中の状態であり、()内は、進捗率を表します。 |
|
Waiting expansion (XX)(XX%) |
RAIDグループ拡張を待機している状態であり、RAIDグループ拡張の順番待ち、または障害等で停止している状態を示します。1つ目の()内は、次回実行の優先度、2つ目の()内は、進捗率を表します。 |
See Also
このヘルプに含まれる以下のトピックは、このページの理解に必須ではありませんが、このページの情報を理解する助けになり、関連する情報を提供します。