ここでは、RAIDグループ省電力画面でできることを提供します。RAIDグループ省電力画面では以下のことができます:
注:
スピンダウン状態のRAIDグループ内にあるロジカルユニット内のデータの読み取り・書き込みはできません。スピンアップを指示し、ナビゲーターの操作画面で、省電力状態が通常(スピンアップ)となり、スピンアップ完了を確認した後に、データの読み取り・書き込みをしてください。
スピンアップ途中のスピンダウン指示およびスピンダウン途中のスピンアップ指示は、元の指示はキャンセル扱いとして最終指示が有効になります。
オンラインでファームウェアを交換中は、RAIDグループ省電力機能のスピンダウン/スピンアップ指示はエラーとなります。
RAIDグループ省電力はユーザーの指示により、RAIDグループ単位でRAIDグループを構成しているドライブをスピンダウン(ドライブの回転停止)し、アレイ装置の消費電力を削減します。
RAIDグループ省電力によるスピンダウンにより、アレイ装置の消費電力削減のみではなく、設置されているデータセンターの空調設備の負荷を低減でき、空調設備の消費電力を抑えることも可能となります。
RAIDグループ省電力の効果的な適用例としては、未使用ドライブにRAIDグループを定義し、スピンダウンさせ消費電力を抑えることが挙げられます。
また、明らかにバックアップ用途で使用時間が決まっているRAIDグループに対しては、使用時間外はスピンダウンしておき、使用する場合のみスピンアップしてバックアップを実行することができます。
RAIDグループ省電力を選択すると、RAIDグループ省電力画面には以下の項目が表示されます。
注:
「省電力状態」はRAIDグループを構成しているドライブのスピンアップ/スピンダウン等、「省電力機能の状態」を示しています。ドライブ個々の状態を示すものではありません。
|
項目 |
説明 |
|
RAIDグループ |
定義済みのRAIDグループ番号が表示されます。 |
|
省電力状態 |
RAIDグループの省電力状態が表示されます。
|
RAIDグループ省電力は、以下の方法で参照できます。
アレイ装置画面で、管理したいアレイ装置を選択してください。
ナビゲーションツリーで省電力をクリックしてください。
省電力一覧が表示されます。一覧からRG省電力をクリックしてください。RAIDグループ省電力画面が表示されます。
RAIDグループ一覧の中から、確認したいRAIDグループをクリックしてください。そのRAIDグループのプロパティ(詳細情報)画面が表示されます。
RAIDグループ省電力プロパティ画面では画面上部にはサマリーとして以下の項目が表示されます。
|
項目 |
説明 |
|
RAIDグループ |
RAIDグループ番号が表示されます。 |
|
RAIDレベル |
この統合LUを含むRAIDグループのRAIDレベルが表示されます。冗長度の無いRAID0、完全二重化するRAID1、RAID0とRAID1を組み合わせて、高速でかつ大容量と信頼性を高めたRAID1+0、データをパリティで保護するRAID5、データを二重パリティで保護するRAID6があります。 |
|
コンビネーション |
RAIDグループのRAID構成が表示されます。たとえば9D+2Pは、ドライブ9台分のデータをドライブ2台分のパリティで保護することを意味します。 |
|
パリティグループ数 |
RAIDグループに上記パリティグループが定義されている数が表示されます。 |
|
容量 |
RAIDグループの容量の情報として下記の合計と空きが表示されます。データ保護やホストからのフォーマットなどによってユーザーが実際に利用できる容量はこれらよりも小さくなります。 |
|
ドライブ種別 |
RAIDグループを構成するドライブ(HDU)の種別が表示されます。一つのRAIDグループは単一の種別のドライブで構成されます。SASまたはSATAがあります。 |
|
RG拡張優先度 |
RAIDグループ拡張を行なう場合の優先度が表示されます。優先度には以下の種類があります。RAIDグループ拡張を実施していない場合は、N/Aと表示されます。
|
|
状態 |
RAIDグループ拡張の状態が表示されます。RAIDグループ拡張を行なっていない場合は、常にNormalと表示されます。RAIDグループ拡張は、コントローラーあたり1つのRAIDグループ、アレイ全体で2つのRAIDグループの拡張が同時に処理可能です。従って、2つのRAIDグループ以上を指定した場合には、現在実行中のRAIDグループの拡張が完了するまで待たされます。RAIDグループ拡張を実施していない場合は、Normalと表示されます。 |
画面下部にはRAIDグループ内に定義されているロジカルユニットが項目が表示されます。
注:
スピンダウン状態ではディスクの読み取り・書き込みができないため、OSまたはアプリケーションで表示するディスク情報がスピンダウン状態とスピンアップ情報とで違う場合があります。
スピンダウン状態ではディスクの読み取り・書き込みができないため、スピンダウン状態で当該ディスクを使用するアプリケーションを使用するとアプリケーション動作に影響が出る場合があります。十分に検証してRAIDグループ省電力機能を使用してください。
スピンダウンするRAIDグループに含まれるすべてのボリュームの使用を停止してください。
�@マウントしているボリュームがあればアンマウントしてください。
�Aディスク管理として論理ボリューム管理機能(LVM: Logical Volume Manager等)を使用している場合は、ボリュームグループまたはディスクグループをエクスポート/デポートしてください。
スピンダウンを指示した場合は、スピンダウンしたかどうかを確認してください。ホストまたはアプリケーションがコマンドを発行しスピンダウン失敗となる場合があります。
スピンダウンに失敗した場合はスピンダウンを指示したRAIDグループが使用中でなく、スピンダウンしても問題ないことを確認後、再度スピンダウンを指示してください。
スピンダウンを指示すると、コマンド監視期間内にホストまたはアプリケーションからコマンドが発行されると、スピンダウンは失敗します。コマンド監視中にアレイ装置を再起動または計画停止すると、アレイ装置が再起動された後、コマンド監視を継続します。再起動後ホストまたはアプリケーションからコマンドが発行され、スピンダウンが失敗する場合があります。
アレイ装置を再起動または計画停止する場合は、コマンド監視中でないことを確認した後、実行してください。
コマンド監視中にアレイ装置を再起動または計画停止して、再起動後スピンダウンが失敗した場合は、再度スピンダウンを指示してください。
ドライブファームウェア交換中はスピンダウンを指示できません。
スピンダウン実行は、以下の手順で行います。
選択したアレイ装置のナビゲーションツリーで、RG省電力をクリックします。
RG省電力画面で、スピンダウンさせたいRAIDグループのチェックボックスをオンにして、スピンダウン実行ボタンをクリックします。
確認画面が表示されます。確認ボタンをクリックしてください。
警告画面が表示されます。警告文を確認したら、チェックボックスをオンにして、確認ボタンをクリックしてください。設定を中止する場合は、キャンセルボタンをクリックしてください。
結果ダイアログが表示されます。閉じるボタンをクリックして、RAIDグループ省電力画面で結果を確認してください。
注:
アレイ装置の状態により、スピンアップに時間がかかる場合があります。時間に余裕を持ってスピンアップを指示するようにしてください。
スピンアップは、以下の手順で行います。
選択したアレイ装置のナビゲーションツリーで、RG省電力をクリックします。
RG省電力画面で、スピンアップさせたいRAIDグループのチェックボックスをオンにして、スピンアップボタンをクリックします。
確認画面が表示されます。確認ボタンをクリックしてください。設定を中止する場合は、キャンセルボタンをクリックしてください。
結果ダイアログが表示されます。閉じるボタンをクリックして、RAIDグループ省電力画面で結果を確認してください。
See Also
このヘルプに含まれる以下のトピックは、このページの理解に必須ではありませんが、このページの情報を理解する助けになり、関連する情報を提供します。